--はじめに
ベリーダンスを聞くと大人の女性が踊っているイメージが強く、なかなか敷居が高いと感じてしまう人が多いと思います。しかし、実際は初めての方でも取り掛かりやすい要素と始めて良かったと思える恩恵がたくさんベリーダンスには詰まっています。ここでは、ベリーダンスとはどういうダンスか。それについて紹介していきます。
■ 何歳からでも始めやすいベリーダンス
ベリーダンスは、大人の女性のダンスというイメージが強く、くびれた腰、すらっと伸びた腕、繊細で美しい動きの表現力は、すべての人を魅了すること間違いありません。
ベリーダンスは、年齢制限などはないですが、実際に当スクールでレッスンを受けられている方々の年齢層は、大人の方が多くなっています。基本的に、30代~40代の方々が多いですが、他にも年配の方々であったり、小学生以下のキッズ、小学生~大学生までの10代の方々も、ベリーダンスを習っている子供達はたくさんいます。
ベリーダンスは、大人の女性になった時に、美しい所作や表現力、女性らしい振る舞いが身に付くこともあり、また、骨盤矯正、姿勢強制、くびれ効果や代謝促進の効果もあるので、何歳から始めてもお勧めのダンスと言えます。
■ 基本的な動きと名前を覚えよう
ベリーダンスの動きは、基本的に胸なら胸、肩なら肩、腰なら腰といった感じで、各部分を独立させて動かすのが特徴的です。しかし、いざやってみると初心者の方はどのように体を動かせばよいのか分からないことでしょう。ベリーダンスには、それぞれ基本的な動きが名前付きであるので、初心者の方はここで紹介する動きからマスターしていきましょう。
・ヒップサークル
腰を円を描くように回す動きをヒップサークルと言います。ベリーダンスの基本の動作で、足を動かさずに腰だけを前後左右に大きく動かしながら体重移動していくのがポイントになります。
・スネイクアーム
名前の通り肩・腕・手を使って蛇のように体を動かすことをスネイクアームと言います。肘から動かすのではなく、肩甲骨から動かすように意識するのがポイントです。最初は片腕から練習してみましょう。
・チェストサークル
腰と頭を動かさずに体の軸を中心として胸を回す動きをチェストサークルと言います。腰に手を置き、胸だけを前後左右に動かすように意識することがポイントです。
■ 実は難しい胸と腰の動き
ベリーダンスは、上半身を固定しておいて、下半身(腰)を前後左右に動かす、下半身を固定して上半身(胸)だけを動かすといった動きが多く、慣れていない方だと苦戦してしまうかもしれません。
また、ベリーダンスは、普段使っていないような筋肉を使ったり、インナーマッスルを刺激するような動きが多くあるので、普段あまり身体を動かさない方や初心者の方は難しく感じてしまうかもしれません。
ベリーダンスにはシミーという名称のベリーダンスとは切っても切り離せない動きがあります。シミーとは、腰や胸を細かく振動させる動きのことで、エジプシャンシミーやヒップシミー、ショルダーシミーなど様々な種類があります。力を抜いてリラックスすることが重要である一方で、しっかりと自分の体をキープする必要があるので、慣れるまでに苦戦する方も多いかもしれません。しかし、シミーが出来るようになると、見栄えが良くなるので、ベリーダンスを始める方は頑張ってマスターしましょう。
■ 音楽に合わせて踊ってみよう
動きを覚えるときは、音楽に合わせて踊ってみるのがお勧めです。音楽のリズムに合わせて腰を動かすことでタイミングを計りやすかったりするので、練習に音楽を取り入れてみましょう。
また、慣れてきて自分なりのベリーダンスをお披露目したいという方は、ベリーダンスのショーを定期的に開催しているところもあるので、そこを目標に練習をすれば、モチベーションも高めつつ、ダンスのキレや外観の変化も一段と大きく得られるはずです。
--終わりに
ベリーダンスは豊作祈願や女神崇拝を目的として踊られてきましたが、現在では、多くの年代の方々に愛されるダンスとなっています。もし、初心者の方でベリーダンスに興味がある方がいたら、是非チャレンジしてみてください。ベリーダンスを始めるのに遅いや早いは関係なく、どの年代の方でも楽しめること間違いありません。始めてみると、ベリーダンスは様々な変化をもたらしてくれますよ!