バーレスクダンスはもともとショーやクラブ、ディスコなどで踊られていたセクシーなダンスですが、今はエクササイズとして取り入れる女性が増えています。エクササイズ、ダイエットとして人気の理由は筋肉がつきすぎず、また飛んだり跳ねたりも少ないので、比較的簡単にマネしやすいことから、気軽に始められるとして人気を集めています。そんな、女性らしい体を作れるバーレスクダンスですが、バーレスクダンスの一番の魅力は、色気です。色気は、女性なら誰しもあるとは思いますが、いざ色気を出そう！となるとどうやって出せるのかナゾなところ。男性へのアプローチの際も、色気が少なからず必要になっていきます。今回は、そんな色気のナゾを紹介していきます。

■ そもそも色気とは何だろう？

　そもそも色気とは、「相手をひきつける性的な魅力があること」と辞典などでは載っていますが、この色気は実際目には見えないもの。誰がどう判断するかなんて、まったくありません。また、古くは容姿や髪の色艶が良いことなども意味していて、そこから恋愛や性欲に関する言葉として使われるようになったといわれています。

　また、単にエロいから色気があるというわけではなく、例えば歌舞伎における女形は男性でありながら女性を表現する役者であり、容姿やファッションといった外見のみならず、仕草・立ち振る舞い・言葉遣い・考え方といった抽象的な表現まで、「女性の色気」を広く解釈して演じるということから、色気をいう言葉の範囲が広いことがわかります。他に、「場に色気（色）を添える」という慣用句にも、男性しかいない席に女性が加わることで場が明るく華やぐことを意味していて、色気という言葉自体の意味もかなり曖昧なもとわかります。

　色気とは！？という質問にはかなり難しいですが、性別や年齢に関係なく使われ、また惹きつけられる要素があったり、好意的に見える部分を表す言葉として、幅広く使われている言葉、女性なら言われて嫌な人はいない素敵な言葉でしょうか♪

■ 色気のある女性の特徴

　色気のある女性と聞くと、胸が大きくてグラマラスでセクシーで・・・と外見でイメージするところがありますが、上でも紹介したとおり、外見がそうでなくても、色気のある女性といわれる人がいます。例えば、しぐさや所作、言葉遣いや香りなども色気を生み出す要素となります。その色気の要素を４つの特徴に分けて紹介していきます。

【外見】

　まず１番目につきやすい外見ですが、頭の先から足元まで色気のある女性にはある共通点があります。全身のパーツのなかでも特徴的なのが一つ目に唇。グロスを塗った光沢感のあるぽってりした唇はやはりセクシーの象徴で、男性が女性の顔でよく見るのは、「目元」と「唇」と言われているそうで、色っぽい唇の評価はかなり高めです。

　２つ目に、ダメージレスなロングヘア。一時期、かきあげヘアのような風になびくヘアアレンジが女性のなかでも流行りましたが、風になびく髪に色気を感じる男性も多いです。また、ダメージがないことはもちろん、ショートヘアよりロングヘアのほうが色気が生まれやすいようです。

　３つ目は、ピンクを基調としたメイクとネイル。ピンクが似合う人＝女性らしい人というイメージが一般的に強く、見た目が柔らかくみえ、親しみやすい雰囲気があります。色彩心理的にも、ピンクは女性ホルモンを活性化させて気持ちを穏やかにする色と証明されているほど。ピンクに苦手意識がある女性もいますが、色気を出したい時はワンアイテムだけピンクを取り入れてみてはいかがでしょうか。

　４つ目は、肉付きのいい女性らしい体型。モデル並みに細い体型に憧れの女性は多いですが、実は色気のたっぷりな体系とはかけ離れているもの。痩せ過ぎず、太過ぎない程度でウエストがくびれている体型が色気のある体型として男性にも人気です。

　５つめはいい香りの人。石鹸やフローラルのようないい匂いを身にまとっているだけで、身なりがきちんとしていて清潔感があるようにイメージに感じます。しかも、あまりキツイ匂いではなく、フローラルやシャンプーなどの清潔感がイメージされやすい香りのほうがよさそうです。

【仕草】

　１つ目に物を扱う時基本両手を使うポイント。色気のある女性は所作の１つ１つがおしとやか。ポイントとしては、動きをゆっくりにしてみるだけで丁寧に見えるので、自然と心もおしとやかになっていきます。

　２つ目に、笑う時に口元を隠す。笑う時などは上品に「くすくす」笑うのが色っぽく、口元を隠すなど、笑う時も気を抜かず、大笑いなど厳禁。また、中高生みたいに笑う時に両手を叩いたり机をバンバン叩くのも男性はドン引きしてしまうので、笑う時はぜひ手を口元へ。

　３つ目に、髪をかきあげる動作。女性にとってはなんてことない動作かもしれませんが、心理的に男性は動くものが好きだそうですので、男性には効果抜群。なので、かきあげる仕草やポニーテールなどは比較的色気のイメージが強く、人気です。ただあくまでも自然に行いましょう。

　４つ目に、相手の目を見て話をすること。色気のある女性は気が利いたりもしますが、聞き上手な女性が多いようです。その際にも目を見て会話をすると、ちゃんと聞いてくれていると相手も安心しますし、女性の魅力的な目から色気も増してきます。

【雰囲気】

　一目会っただけで「この人、セクシーだな」と印象に残る女性もいると思います。そんな印象に残る特徴としては、ミステリアスさ、話し上手なひとが特徴。ミステリアスさを出すこととしては、あまり自分の話ばかりはせず、基本聞き側に回ることで、相手がより興味を持ってくれる傾向があります。少し、口数が少ない女性のほうが、意外と色気につながってくるかもしれません。また話し上手も同じですが、口調がポイント。特に語尾がガサツにならず、優しくて柔らかい声質や口調の人のほうが聞きやすく、耳に残ります。話し方１つでも色気が出る大事なところですね。

【経験】

　目に見えないところで色気のある女性は様々な経験を積んでいます。楽しい経験から、悲しい経験までたくさん経験があるからこそ、チャレンジした努力などはその人の人柄に影響してきます。もちろん、恋愛経験もそうですが、仕事や生活、人間関係やお金など、苦労してきた分、周りの失敗も許せたり、精神的にも余裕が生まれます。痛みを知った女性ほど、他人の痛みにも敏感になれるので、相手への気遣いへと繋がっていき、聞く力や包み込む優しさを兼ね備えられるのかもしれません。

　また、経験というとことでいうとマナーや教養がしっかり身についていると女子のほうがイメージが良く、色気へと繋がります。マナー教室などもありますが、経験でも身に付けられるもの。たくさん失敗して色気のある女性を目指しましょう。

　

■ 色気のある女性になる方法

　ではどうしたら色気のある女性になれるんでしょうか。まずは３つを気を付けてみましょう。

①女性らしくない歩き方

（がに股やドカドカした歩き方はNG、猫背になってたりしませんか？背筋をしっかりのばして歩きましょう。）

②乱暴な言葉遣い

（男言葉や大声などになっていませんか？特にお店にいるときなど、周りが見えなくなってしまってませんか？）

③食べ方が汚い

（一口がすごく大きかったり、口に入ったまましゃべったりは絶対NG。好みと偏食は際どいところですが、偏食はなかなか色気とは程遠いかも・・・）

　この３つなら日常から気を付けられるのではないでしょうか！日ごろから気を付けてクセを付ければ自然と出るようになりますので、今から意識していきましょう。

■ こんな人になりたい！色気のある有名人

　セクシーな色気のある芸能人としてやはり人気なのは、石原さとみさん。特に２０代の女性に人気で化粧品のイメージキャラクターとしても活躍していますが、トレードマークの唇が色気のあり、元気で優しい人柄も人気の理由です。また３０代、４０代、５０代に人気なのが壇蜜さんで、知性がありミステリアスな一面が色気に繋がっています。綾瀬はるかさんや、深田恭子さんなどもミステリアスで、おっとりゆっくりしているところが色気に繋がっているポイントです。

　いかがでしたでしょうか。色気といってもかなり幅広いことがわかりました。また、年齢が高くなると経験も増え、自然と色気が出てくるなんて言われますが、年を重ねたから「色気」が出るというわけではありません。それまでの経験や、その人の性格や生活習慣が大きく影響し、醸し出されるものかもしれません。またこれを調べて思ったのは余裕のある女性が色気を感じやすいということ。余裕があるということは、自分にも自信があり、相手にも気を遣えたり、周りが良く見えるので無駄なく行動できます。そんな女性を目指して、日常から色気作りをしていきましょう♪