先日Stray Kidsの日本公式ファンクラブ「STAY JAPAN」が遂にオープンしました。
今回はプレオープンとなり、本格的なオープンは2019年12月を予定しているとのことですが、日本のファンにとってはまさに待望のお知らせとなりました。公式ファンクラブでは、コンサートやイベントのチケット先行予約をはじめ、会員限定のコンテンツなどファンが喜ぶこと間違いなしの特典が多数用意されています。
今大人気のK-POPアーティストを身近に感じられるようなコンテンツであることは間違いありません。韓国のアーティストを応援するということは、日本にいるファンにとってはなかなか心苦しいものとなっています。ファンクラブには、そんなファンにとって、距離を感じさせないような充実したコンテンツが揃っています。ここではそのK-POPアーティストのファンクラブの秘密に迫っていきます。
■ そもそもファンクラブは韓国にいないと入れないの?
K-POPのファンクラブは、韓国にいないと入れないというわけではなく、国外からでも入ることはできます。ただし、中には韓国国内の住所が必要だったり、規定のイベントへの参加が必要だったりと国外在住では難しい条件付きの場合もあります。
また、韓国のファンクラブの形態は日本のものとは少し違っていて、好きな時にいつでも加入できるというものではありません。韓国では、募集期間中にのみ入会を受け付ける形式が主流です。
募集は不定期で行われるため、韓国の情報を常に気にかけておく必要があり、国外のファンにとっては少し大変な形式と言えるでしょう。
しかし、韓国とは別に、日本でも公式のファンクラブがあります。そのため、無理をして渡韓したりしなくても、好きなグループのファンクラブに入ることは誰にでもできます。日本の公式ファンクラブもコンテンツは充実しているので、日本のファンクラブでも十分に楽しむことができます。
■ 日本と韓国でファンクラブの呼び名が違う?
グループによっては、日本と韓国でファンクラブの呼び方が違う場合があります。東方神起が良い例で、日本の公式ファンクラブを「ビギスト」、韓国の公式ファンクラブを「カシオペア」と呼んでいます。
「ビギスト」は、BigとEastを組み合わせた造語で、母国(韓国)の東に位置する日本から大きな力となって僕たち(東方神起)を世界へ羽ばたかせて欲しい、一緒に世界一のファンクラブを作りましょう!という気持ちを込めて命名されました。
一方で、「カシオペア」は、東方神起をアルファベット表記にしたとき、"Tong Vfang Xien Qi"になり、その頭文字をパソコンのキーボードに並べると、カシオペア座の形になるところから命名されました。
「ビギスト」はいつでも入会できるけど、「カシオペア」はいつでも入会できないといった違いがあり、日本のファンの場合だと、「ビギスト」に入ることが多いため、いつでも入会することができます。
しかし、このような違いがあれど、アーティストの方々は、日本と韓国のファンどちらも同じように大切にしているので、自分がどちらのファンクラブであろうと気にする必要は特にはありません。
■ ファンクラブに入ると、どんな特典があるの?
ファンクラブに入ると、そのファンクラブ限定の特典が多数得られます。会員証やファンクラブ限定グッズが入手できたり、チケットの先行予約・ファンクラブ限定イベントの参加券が得られたり、番組観覧などで優先権がもらえたり、ペンカフェやファンクラブサイトでの優秀会員権なんかもあり、ファンであれば喉から手が出るほど欲しい特典ばかりです。(※海外在住の会員には一部制約が設けられている場合もあるので、そのあたりは規約をよく確認してください。)その他にもファンクラブ会員しか見られないコンテンツもあったり、メッセージが届いたりもするので、イベント等になかなか行けないファンも楽しむことができます。
また、グループによっては年会費の他に月額制のファンクラブもあります。先述したStray kidsの日本公式ファンクラブではその2つがあり、年会費の「Stray Kids OFFICIAL FANCLUB STAY JAPAN」では、ここでしか手に入れることができない限定会員証や、オリジナルグッズが同封された豪華入会キット、年末にはメンバーから届くグリーティングカードなど盛りだくさんな特典が用意されており、月額制の「Stray Kids STAY JAPAN MOBILE」でも、個性あふれるメンバーの舞台裏の様子をお伝えするメイキングはもちろん、メンバーからバースデーメールが届くなど、よりStray kidsを身近に感じることができるデジタル・コンテンツも予定されています。予算によってどちらに登録するか選べるのもファンクラブのいいところですね。
■ 日本在住で入れるK-POPアーティストのファンクラブ
ここで日本公式ファンクラブがあるK-POPアーティストの一部を一覧にまとめましたので、ファンクラブの年会費などが気になっている方は参考にしてみてください。(どのグループも入会金1000円で、年会費が4000円~6000円ぐらいになっているみたいですね。)
◇アーティスト名:東方神起
ファンクラブ名:Bigest
年会費:5000円
◇アーティスト名:BIGBANG
ファンクラブ名:VIP
年会費:5200円
◇アーティスト名:BTS(防弾少年団)
ファンクラブ名:A.R.M.Y
年会費:4814円
◇アーティスト名:EXO
ファンクラブ名:EXO-L
年会費:4400円
◇アーティスト名:2PM
ファンクラブ名:Hottest
年会費:4630円
◇アーティスト名:SUPER JUNIOR
ファンクラブ名:E.L.F
年会費:4400円
◇アーティスト名:SHINee
ファンクラブ名:SHINee WORLD
年会費:5200円
◇アーティスト名:SEVENTEEN
ファンクラブ名:CARAT
年会費:5500円
◇アーティスト名:TWICE
ファンクラブ名:ONCE
年会費:4800円
◇アーティスト名:BLACKPINK
ファンクラブ名:BLINK
年会費:5200円
◇アーティスト名:IZ*ONE
ファンクラブ名:WIZ*ONE
年会費:5500円
◇アーティスト名:MOMOLAND
ファンクラブ名:Merry-Go-Round
年会費:5700円
おわりに
K-POPアーティストの公式ファンクラブの会員数をそれぞれ日本と韓国のファンクラブに分けてランキングで紹介します。2019年現在で、日本の公式ファンクラブの人数がもっとも多いのは、東方神起で約50万人、次点でBTSが約40万人、SHINeeが約35万人となっています。
ただし、韓国の公式ファンクラブの人数は、日本の比ではなく、男性アーティストで最も会員数が多いのは、BTSであり、2018年の集計の段階で約112万人と圧巻の人数を誇っています。これは他の男性K-POPアーティストの2倍以上の人数になり、今のK-POP界を牽引しているのは彼らだと言うことができるでしょう。
また、女性アーティストで最も会員数が多いのは、ソロシンガーで女優としても活躍しているIUで約23万人、次点が日本のK-POPブームの火付け役にもなった少女時代で約20万人です。こうして比較すると、やはり男性グループの方がファンクラブの会員数は群を抜いて多くなっています。
ファンクラブに入ることで、今以上に充実したK-POPライフを送ることができるので、気になる方はこれを機に大好きなグループのファンクラブに入ってみてはいかがでしょうか。